旧帝大や早慶といった難関大学を志願する受験生にとって、併願戦略は合否を左右する重要な要素です。これらの大学は、出題傾向や科目に大きな違いがあり、求められる学力にも差があります。
両方合格するには、戦略的な進路設計と高度な指導対策が欠かせません。そこで今回は、旧帝大・早慶などの難関大学併願に強いと評判の予備校・塾を厳選して紹介します。ぜひ予備校選びの参考にしてみてください。
旧帝大×早慶 併願成功率の実態
旧帝大を志願する受験生の中には、早慶(早稲田大・慶応義塾大)の併願を検討している方もいることでしょう。結論から言うと、旧帝大と早慶を併願し、両方に合格する受験生は約10%と言われており、決して簡単なものではありません。
その背景には、求められる学力レベルの高さに加えて、出題傾向の違いがあります。科目数は旧帝大の方が多いですが、1科目単位で見ると早慶の難易度は非常に高いため、高度な学力が求められます。
とくに理系は数学・物理・化学、文系は英語・国語・社会において、深い理解と応用力が求められ、それぞれに特化した対策が必要となります。
また、旧帝大は、読解・和訳・作文・文法といったように複合的な要素が絡む問題が多く、総合的なスキルが求められます。一方、早慶の場合は、出題形式自体はある程度パターン化されていますが、知識の深さ・スピード・読解精度が求められるのが特徴です。
こうした違いを踏まえると、どちらか一方に寄った学習では、もう一方に対応しきれないリスクがあります。だからこそ併願を考えている受験生は、戦略的な学習計画が欠かせません。単なる志望校別対策ではなく、両校の対策を両立させる体制を整えている予備校を選ぶことが、併願成功の鍵を握ります。
併願成功のための予備校選びのポイント
旧帝大と早慶の両立を目指す受験生にとって、予備校選びは非常に重要なステップです。予備校を選ぶときのポイントを3つ紹介します。
両方に対応できる講師と教材が揃っているか
旧帝大と早慶とでは、出題形式と求められる能力に大きな違いがあります。片方に偏った勉強では、両方合格することは難しいでしょう。
そのため、両大学に対応可能な講師が在籍しているかは重要な選定ポイントです。また、両者の特性を踏まえた教材が揃っている予備校であれば、効率よく学習を進められます。たとえば、記述力と速読力の両方をバランスよく伸ばせる指導ができる講師陣であれば、安心して学習に集中できるはずです。
進路指導が「併願前提」で行われているか
旧帝大と早慶の併願を成功させるには、出願校の組み合わせや受験日程を考慮した進路指導が重要です。併願前提で戦略的に提案してくれる体制が整っている予備校を選びましょう。
受験戦略(どの科目で勝負するか)を一緒に組み立ててくれる体制があるか
旧帝大と早慶の両方に合格するためには、各大学の配点傾向を踏まえた戦略を立てる必要があります。とくに、早慶は1科目あたりの難易度が高く、特定の科目に特化した高度な勉強が求められます。得意科目で得点を稼ぐ効率的な戦略が合格への近道です。
受験生自身の得意・不得意を理解したうえで、併願を見据えた合格プランを一緒に考えてくれる予備校を選ぶことをおすすめします。
難関大学併願に強い予備校・塾5選
難関大学併願で合格を勝ち取るためには、予備校・塾選びが肝心です。ここでは、旧帝大・早慶の併願に強い予備校・塾を5つ紹介します。
成増塾

| 学校名 | 成増塾 |
|---|---|
| 住所 | 〒175-0094板橋区成増2-17-10 タカスビル4F |
| 電話番号 | 03-5997-7512 |
成増塾は、都内に複数の校舎を展開する難関大学専門の進学塾です。1996年の開設以来、数多くの生徒を難関大学合格へと導いてきました。
ここでは、成増塾の特徴や魅力をくわしく紹介します。
難関大学に特化した少人数指導
成増塾は、難関大学に特化した進学塾です。一人ひとりの生徒と徹底的に向き合うために、、一クラス最大4名の少人数制指導を採用しています。
東大・早慶といった難関大学の試験問題は、記述・論述の配点比率が高いという特徴があります。これらの問題は、問題集の解答を見ても採点基準を理解するのが難しく、自分が何点取れるのか判断できないことがほとんどです。そのため、難関大の入試突破には、経験豊富なプロ講師による丁寧な添削と指導が欠かせません。
成増塾では、全員の答案に対して的確なフィードバックを行い、理解度を深めながら授業を進めています。一人ひとりの理解度・習熟度を把握したうえで指導してくれるため、着実に成績アップが見込めます。
業界トップクラスのプロ講師が多数在籍
成増塾には、受験界トップレベルのプロ講師が多数在籍しています。大手予備校の講師を兼任する有名講師も多く集まっています。
成増塾にハイレベルな講師が集まっている理由は、すべての講師が「自分がベストと考える授業を自由に行える」からです。教材の選び方や授業の進め方、演習を取り入れるかどうかまで、講師の裁量で決めることができます。
また、成増塾では入塾テストやクラス分けテストは設けておらず、難関大学を目指すすべての学生を受け入れています。生徒の学力や目標に合わせて、柔軟な授業を提供できる点も大きな魅力です。
24時間体制であらゆる質問・相談に対応
成増塾では、生徒の疑問や不安を完全に解消するために、24時間体制で生徒の相談に応じています。大手進学塾の場合は、授業を担当している講師ではなく、学生チューターが質問や相談に応じるケースが一般的です。しかし、学生チューターでは、適切に対応できないことも少なくありません。
一方、成増塾であれば、生徒からのあらゆる質問・相談に対して、授業を担当している講師が直接答えてくれます。授業で使っているテキスト以外の質問にも気軽に応じており、授業外の時間でもメールやLINEにていつでも相談を受け付けています。
授業中や就寝時を除いて、常に質問に対応できる体制が整っており、自習中につまずいたときにも即座にサポートが受けられます。この環境があるからこそ、安心して学習を進められます。
駿台予備学校

| 学校名 | 駿台予備学校(市谷校舎) |
|---|---|
| 住所 | 〒162-0844 東京都新宿区市谷八幡町15-3 |
| 電話番号 | 03-3267-9111 |
駿台予備学校は、開校から100年以上の歴史を持つ老舗予備校です。これまでに数多くの旧帝大・早慶合格者を輩出しており、その実績と長年のノウハウが大きな強みです。
ここでは、駿台予備学校の特徴や魅力をくわしく紹介します。
伝統と実績に裏打ちされたハイレベル授業
駿台予備学校の最大の強みは、伝統に裏打ちされた教育の質です。大学受験指導のプロフェッショナルが集まっており、わかりやすく本質を突いた授業に定評があります。とくに、理系・医学部受験に強みを持っており、合格に必要な論理的思考力や応用力を鍛えられます。
また、授業で使用するテキストは、最新の研究を基に駿台予備学校の講師陣が作成しています。テキストを徹底的にやり込むことで、難問にも対応できる力が身につきます。授業とテキストの組み合わせにより、体系的に学習を進められます。
旧帝大・早慶に特化した志望校別コース
駿台予備学校では、受験生の目標や学力に合わせて、細かくクラス分けを行っています。東大・京大を志望する受験生を対象とした「スーパー理系コース」「スーパー文系コース」をはじめ、難関私立大学に特化した「スーパー早慶大コース」など、難易度に応じてコースを用意しています。
なお、駿台予備学校では、集団指導型の授業を行っています。切磋琢磨しながら学べる環境は、学習の刺激となりモチベーション維持にもつながります。
全国に広がるネットワークを活かした最新の入試情報
近年は、入試改革によって入試方式が目まぐるしく変化しています。とくに、旧帝大と早慶の併願を検討している方は、正確かつ最新の入試情報を手に入れる必要があります。
その点、駿台予備学校は、全国にネットワークを有しており、膨大な模試データと各大学の入試傾向に関する情報を持ち合わせています。とくに「駿台全国模試」や「大学別プレ模試」は、入試本番に近い形式で実施されており、全国レベルで自分の立ち位置を把握するのに便利です。
また、駿台予備学校には進路指導にも力を入れており、講師やクラスリーダーのほかに、進路アドバイザーという進路指導専門のスタッフが在籍しています。進路アドバイザーは、志望校の選択だけでなく、部活動や受験勉強の両立など、あらゆる相談に応じてくれます。模試成績や過去の合格実績を踏まえつつ、志望校合格に向けた具体的な学習計画を提案してくれるため、安心して勉強に打ち込めます。
河合塾

| 学校名 | 河合塾(新宿校) |
|---|---|
| 住所 | 〒160-0023 新宿区西新宿7-12-1 |
| 電話番号 | - |
河合塾は、全国に展開する大手予備校です。旧帝大や早慶を始めとする難関大学への合格実績が豊富なことで知られています。長年の経験と膨大なデータに基づく指導ノウハウによって、多くの受験生から信頼を集めています。
ここでは、河合塾の特徴や魅力をくわしく紹介します。
学力に応じたクラス分けによって確実に学力アップ
河合塾では、入塾時に学力診断テストを実施しており、その結果に基づいて最適なクラスへの振り分けを行っています。自分の学力に合った科目別クラスで授業を受けることで、得意分野を伸ばし、苦手科目の克服につながります。
単元ごとに「完全習得タイム」を設けており、計画的な反復学習が可能です。問題演習の繰り返しによって、本番でどんな問題が出ても対応できる「真の実力」が身につきます。
また、授業中にわからないことがあれば、その場で担当講師によるアドバイスや添削が受けられます。疑問をすぐに解消できるため、スムーズに学習を進められます。
理解を深め集中力を養う90分授業
河合塾の授業は、1コマ90分と設定されており、ほかの予備校や塾と比べると長いのが特徴的です。旧帝大や早慶の入試を突破するためには、本番と同じレベルの問題演習に数多く取り組むことが重要です。
河合塾では、時間を測ってテストを解く時間と解説講義の繰り返しによって、実践力を高めながら理解の定着を図っています。難関校の入試傾向を熟知した講師による解説が受けられるため、得点力アップに直結します。
また、難関大学の入試は、90分以上に設定されていることがほとんどです。普段の授業から90分間集中して取り組むことで、本番でも落ち着いて問題に臨むことができます。
取り組みやすさを追求したオリジナルテキスト・教材
河合塾の大きな特徴のひとつが、自社で開発しているオリジナルテキストの質の高さです。長年蓄積された入試データをもとに、大学別の出題傾向を徹底分析し、効率よく学習できるよう設計されています。
各テキストは、予習・授業・復習の学習サイクルを確立しやすいような構成となっています。重要な問題をバランスよく配置しており、学習に取り組みやすい工夫が凝らしてあります。
さらに、河合塾では学習に必要な機能を集約したICT教材も用意しており、通塾時間や生活スタイルに合わせて柔軟に学べる体制が整っています。講師・教材・指導体制のすべてにおいてバランスが取れているため、初めての予備校選びにもおすすめの一校です。
鉄緑会

| 学校名 | 鉄緑会 |
|---|---|
| 住所 | 〒151-0053東京都渋谷区代々木1-55-8 |
| 電話番号 | 03-3375-6893 |
鉄緑会は、1983年に設立された東京大学受験に特化した進学塾です。中高一貫校に通う生徒を中心に、毎年多数の東大合格者を輩出しています。
ここでは、鉄緑会の特徴や魅力をくわしく紹介します。
東大合格を見据えた圧倒的合格実績と指導環境
鉄緑会の大きな強みが、圧倒的な東大合格実績です。開成・桜蔭・麻布・筑大駒場など、難関校に通う生徒を対象としており、その多くが東大合格を実現しています。とくに理系学部の合格実績においては、他の塾と比べても群を抜いており、塾生の学力レベルは全国トップクラスです。
東大合格という明確な目標を持つ生徒が集まっているため、教室内の緊張感や学習意欲も非常に高く、良質な学習環境が整っています。切磋琢磨しながら学べる環境に身を置くことは、学力向上において大きなアドバンテージとなるでしょう。
東大出身講師による高度な専門指導
鉄緑会では、現役の東大生や東大卒の講師が中心となり、ハイレベルな指導を行っています。講師陣は単に知識が豊富なだけでなく、自らが東大受験を経験していることから、どのような勉強が東大合格に直結するかを熟知しています。
授業は原則として1回3時間ですが、生徒の理解度に応じて授業後の居残り指導も行われます。また、やる気のある生徒や学習意欲の高い生徒に対しては、個別でのフォローアップも実施しています。
教室での指導はもちろん、家庭学習のアドバイスや保護者との密な連携を通して、入試当日まで手厚くバックアップしてくれる点が大きな魅力です。
効率的な学習を追求した専用カリキュラム
鉄緑会では、中1から高3までを通した6年間の一貫カリキュラムを構築しており、無駄のない効率的な学習が可能です。早期に高校課程を修了し、受験対策に専念できるよう設計されているため、東大入試に必要な知識や思考力を段階的に定着させることができます。
使用するテキストや問題集も独自で開発しており、入試傾向を反映した内容になっています。学力に応じてクラス編成を行っており、年に2回実施される校内模試を通してハイレベルなライバルたちと競い合いながら、お互いの学力を高め合います。
東大合格という同じ目標を掲げた仲間と出会える環境こそが、鉄緑会最大の魅力と言えるでしょう。
東進ハイスクール

| 学校名 | 東進ハイスクール(市ヶ谷校) |
|---|---|
| 住所 | 〒102-0076 東京都千代田区 五番町5-1 JS市ヶ谷ビルB1F |
| 電話番号 | - |
東進ハイスクールは、全国に校舎を展開する大手予備校です。とくに、映像授業を活用した高速学習と徹底した学習管理が高く評価されています。
ここでは、東進ハイスクールの特徴や魅力をくわしく紹介します。
映像授業による柔軟な学習と高速学習システム
東進ハイスクールの最大の特徴が、映像授業を活用した学習スタイルです。通学型の予備校と違い、好きな時間に授業を視聴できるため、自分のペースで学習を進められる点が魅力的です。たとえば、苦手分野は繰り返し視聴したり、得意な単元はスピードアップしたりと、効率的な学習が可能です。
また、東進ハイスクールでは「高速学習」を推進しており、短時間で入試レベルまで到達できるカリキュラムを用意しています。学年の枠を超えて先取り学習ができ、1年分の授業を最短2週間で集中して修了することも可能です。高速学習で集中して受講することで理解が深まり、定着率も高まります。
充実した志望校別対策
東進ハイスクールでは、約1万種類の映像授業を用意しており、一人ひとりのレベルや目標に合わせて自由に選べます。東京大学・京都大学・一橋大学・早稲田大学・慶應義塾大学など、全101大学605学部の出題傾向に合わせた特化型講座を用意しており、旧帝大と早慶の併願対策にも対応可能です。
とくに、入試直前の総仕上げとして行われる「第一志望校対策演習講座」は、各校の入試傾向に近い演習となっています。大学が求める解答力をしっかりと身につけることで、合格に一歩近づきます。
担任指導による合格設計図とモチベーション管理
志望校に合格するには、まず学習計画を立てることが重要です。東進ハイスクールでは、独自の「合格設計図作成システム」を活用して、オーダーメイドで合格設計図を作成しています。志望校合格から逆算し、長期・中期・短期の3段階で具体的な学習計画と学習方針を立てます。
また、東進ハイスクールでは、受験生一人ひとりに対して「担任」と「担任助手」がついて、受験勉強をサポートしています。面談を通して学習状況を確認しており、必要に応じて合格設計図の修正も行います。
担任助手は年齢が近い大学生が担当することが多く、学習面だけでなく、生活面やモチベーションの維持においても親身に寄り添ってくれます。
まとめ
今回は、旧帝大・早慶などの難関大学に強い予備校・塾を5つ紹介しました。旧帝大を志望する受験生の多くは早慶の併願も視野に入れていますが、両方合格するには、戦略的で綿密な学習計画が欠かせません。
それぞれ出題傾向や科目構成に大きな違いがあるため、どちらか一方に偏った対策では対応しきれないことがほとんどです。両方の特徴を把握したうえで、効率よく学力を伸ばすことが重要です。
今回紹介した予備校・塾は、いずれも併願を前提としたきめ細やかな指導力に定評があります。数々の受験生を難関大合格へと導いてきた実績があるため、信頼して任せられるでしょう。気になる方は、まずは気軽に問い合わせてみましょう。