塾と予備校の違いとは

公開日:2024/10/07
塾と予備校の違い

大学受験を目指して通塾を検討する際、塾と予備校の違いが分からずに悩んでしまう人は少なくないでしょう。塾と予備校は名称が異なるのみでなく、指導形式や通塾の目的などに違いがあります。今回は、塾と予備校の違いやそれぞれの特徴、向いている人について詳しく解説します。大学受験を控えている人はぜひ参考にしてください。

指導形式の違い

塾と予備校では指導形式に違いがあります。ここでは、一般的なスタイルや違いについて詳しく解説します。

塾の指導形式

基本的に、多くの塾では学校の授業と同じような授業形式が取られています。講師が生徒を指名して問題を解かせたり、生徒からの質問に対応したりしながら学習を進めるのが特徴です

学校の授業では分かりにくい部分をカバーして足りない学力を補う・伸ばすことをメインとしているため、より生徒ひとりひとりと近い距離で学習をサポートします。また、塾によっては個別指導形式でマンツーマンでの学習を取り入れているケースもあります。

授業形式・個別指導形式のどちらにおいても予備校と比較して生徒の人数が少ないことから、講師と生徒が密にコミュニケーションを取りながら、ひとりひとりの抱える課題や目標に合った指導を実施しているのが特徴です。特に個別指導形式の場合、理解できない箇所をその場ですぐに解決できるのが強みとなります

予備校の指導形式

予備校では講義形式を採用している場合が多く、塾の授業とは異なり、講師の説明・解説を受け身の状態で聞くスタイルが一般的です。講義中は生徒を指名して問題を解かせるといったことはほとんどなく、分からないことがあれば講義後に個人的に質問しに行く形になります

塾のようなコミュニケーションを交えながらの指導ではないものの、大学合格のために必要な学力を効率的に身につけられるのが魅力です。

また、予備校は塾と比較するとより大学受験対策に特化しているため、入試情報や出題傾向まで研究した質の高い指導が可能です。志望校のレベル・試験内容に合った講義を選択して、必要な対策を重点的に取れるのがうれしいポイントとなります。

通塾の目的の違い

塾と予備校の違いには、通塾の目的も挙げられます。具体的な目的の違いは以下の通りです。

塾に通う目的

塾に通う生徒は、最終的なゴールとして大学受験を見据えているものの、その手前の段階としてまずは学校のテストで点数を取る・成績を上げることや、特に苦手な教科を重点的に対策することを主な目的としているケースも少なくありません

生徒の質問に答えたり分からない部分をサポートしたりしながら、基礎を固めて足りない学力を補うことを重視しています。

予備校に通う目的

予備校の通塾目的は大学受験の合格に絞られており、学校のテストで点数をとるための対策や、基礎固め・苦手対策などとは異なるのが特徴です。

志望校別の入試対策に特化した講義を受講して学習するのが一般的であり、学校の授業についての対策やテスト勉強は自身で行わなければなりません。つまり、予備校はある程度学習の基礎が身についている人に向いていると言えるでしょう。

進路指導の違い

塾と予備校はそれぞれで講師と生徒の距離感が異なるため、進路指導にも違いがあります。ここでは、塾を予備校の進路指導の違いと、それぞれに向いている人の特徴について詳しく解説します。

塾の進路指導

先述の通り、塾は予備校と比較すると生徒と講師の距離が近いのが強みです。日頃からコミュニケーションを取りながら指導しているため、講師が担当の生徒ひとりひとりの学力や志望校などをしっかりと把握しており、それぞれに合った手厚い進路指導を実現しています。

学力の底上げはもちろん、受験勉強のやり方や進路についてもじっくり相談してサポートを受けたい人や、強化すべき点を教えてもらいながら受験勉強したい人に向いているでしょう

予備校の進路指導

予備校は塾とは異なり、講師が生徒の進路相談にのったり、志望校決定のサポートをしたりすることはほとんどありません。塾では進路指導を通して自分の志望校を考える人もいますが、予備校はすでに志望校・進路が明確に決まっている人が合格に向けて学ぶ場であるとイメージするとよいでしょう。

予備校は自分の志望校が決定しており、合格に向けて有効な受験対策をしたい人、志望校に合った学習法やテクニックを身につけたい人に向いているでしょう

まとめ

今回は、塾と予備校の違いとして、指導形式・通塾の目的・進路指導の違いについて詳しく解説しました。塾は大学受験を最終目標としているものの、その手前の過程として学校の成績を上げることや定期テストの点数を取ることも重視した指導を実施しており、学校のような授業形式や個別指導形式を採用しているケースが多いです。また、進路指導についてもていねいにサポートしてもらえます。対して、予備校は大学受験対策を専門としており、講義形式で効率的な受験対策が可能です。学校のテスト対策や進路指導などはできないケースが多いものの、志望校合格に向けて質の高い指導を受けたい人や、合格に近づくための効率的な学習方法・テクニックを身につけたい人には特におすすめでしょう。塾・予備校に通う目的やニーズに合わせて、最適な選択をしてください。

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予備校名成増塾鉄緑会平岡塾SEGグノーブル河合塾メプロ駿台Z会の教室ヴェリタス栄光会
メリット・あらゆる質問や相談に、授業を担当している講師が直接回答してくれる
・授業外の時間でも24時間、メールやLINEで質問できる
・生徒一人ひとりの答案に講師が必ず目を通し、コメントしながら授業を進めてくれる
家庭学習のアドバイスや個人別報告書の郵送、保護者会の開催など、家庭との連絡も綿密に取ってくれるオリジナルの系統的な文法学習法により、過度の負担を感じることなく効率的に身につけられる・とくに数学と英語の教育に力を入れている
・数学では公式を丸暗記するのではなく、公式の意味を理解しながら学んでいける
・英語では外国人講師から直接習い、少しずつ読める本のレベルを上げられる
講師が一人ひとりをしっかり見て、授業内外でもどんどん個別添削をしてくれる・採点や添削指導を年中いつでも、何度でも受けられる
・講師とチューター、現役東大医学部生がバックアップしてくれる
・教職員とAIで多方面からきめ細やかにサポートしてくれる
・志望大学合格に特化した講座・授業内容を受けられる
・少人数制なので一人ひとり丁寧に指導してもらえる(個別指導の場合は、完全1対1)
・講師スペースでは授業前後に担当講師へ直接質問をすることが可能
・理解度や納得レベルを少しでも上げられるように、質問は何時まででも付き合ってくれる
・過去の教材をすべて公開しており、受講していない科目の学習も必要に応じて可能
全カリキュラム終了後も緻密な学習計画を一人ひとりに指示してくれる
授業形式少人数制(平均4名)、個別授業集団授業集団授業(30~50名程度)個別授業、集団授業(高1、2は20~50名程度、高3は20~80名程度※「高校数学」の場合)集団授業(15~30名程度)集団授業(平均20~30名)集団授業個別授業、集団授業集団授業(平均20~30名)集団授業(20名程度)
入塾テストなしありなしありありなし(「認定(受講資格)」がないと受講できない講座あり)なし(「レベル認定」がないと受講できない講座あり)なし(一部、受講資格がないと受けられない講座あり)あり(数学と英語のみクラス分け試験あり)あり
体験授業ありなしありあり(中1数学Extreme、中1英語多読コースのみ)ありありありありありあり
都内の校舎5校
・成増校
・高田馬場校
・下高井戸校
・西葛西校
・白金台校
1校(代々木)のみ1校(渋谷)のみ1校(新宿)のみ4校
・新宿校
・渋谷校
・お茶の水校
・自由が丘校
3校
・池袋教室
・本郷教室
・表参道教室
7校
・お茶の水校
・市谷校舎
・池袋校
・自由が丘校
・吉祥寺校
・立川校
・町田校
17校
・御茶ノ水教室
・葛西教室
・渋谷教室
・新宿教室
・高田馬場教室
・池袋教室
・大泉学園教室
ほか
2校
・VERITAS 1号館
・VERITAS 2号館
1校(御茶ノ水)のみ
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