予備校に通う流れとは?
全国に予備校はあるものの、都市部と地方では数がかなり違います。
ですから行こうとしている人の住んでいる地域によっては簡単に行けない人もいるかもしれません。
通うと決めたならどんな流れで通うのか判断する必要があります。
学校の情報をチェックして合うところを選ぶ
全国には大学受験を目的にした予備校がたくさんあります。
人口の多いところには高校生もそれなりにいるでしょうから、そこには多くの学校があります。
人口が多いところに住んでいる人なら多くの学校から選ぶ必要があります。
一方地方などだと人口が少なくなるのであまり学校がありません。
大手と言われるところはなく、地元の中小の学校があるくらいかもしれません。
通うまでの流れとしてまずは学校の情報をチェックする必要があります。
人口の多いところに住んでいるなら、通える学校をピックアップしてその中から選ぶのが良いでしょう。
地方に住んでいる人はまずは地元の学校を検討します。
しかし全国の大学進学に対応していないときもあるので、都市部の学校に行くことを検討しないといけないときもあります。
学校によっては寮が併設されているところがあり、地方に住んでいる人でも通える仕組みが用意されています。
その他寮がないところでも自分で下宿できるところを探してそこから通う方法もあります。
お金がかかることなので親と相談しながら決めましょう。
3月中には決める必要があるでしょう。
行く学校に設定されているコースを選択
中学受験や高校受験の塾などには一応コースがあります。
と言っても学力別のコースが多く、入塾試験の結果で学力に応じたコースに振り分けられます。
中学や高校はどの教科を重点的に学習するなどはなく、各教科をそれぞれまんべんなく勉強しなくてはいけません。
では大学受験に向けて予備校に通うときはどうかですが、パンフレットを見るといくつかのコースがありそれを自分で選択する必要があります。
国公立と私立、そして理系と文系などに分かれていて、さらには志望大学別のコースや医学部や芸術系の学部を目指すコースなどが用意されるときもあります。
通うにあたっての流れとして自分の志望校に合ったコースを選ぶ必要があるでしょう。
国公立と私立を受験するなら国公立のコースにします。
文系コースだと国語や社会の割合が多くなり、理系コースだと数学や理科の割合が多くなります。
基本的には自分が選んだコースに入りますが、選抜制を選択するときは事前に試験を受けます。
試験に合格すれば選抜コースに入れ、合格できないときは申し込みでも入れるコースを選択しなければいけません。
チューターと面談をして目標などを決める
高校などには教科を教える先生の他に担任の先生や進路指導の先生がいます。
普段の相談は担任の先生にすればいいでしょうし、より細かい進路の話をしたいなら進路指導の先生と相談をすればいいでしょう。
では、予備校においてはどんな仕組みになっているかです。
まず各教科を教える講師は教科を教える仕事しかしません。
個別の進路相談などに乗ってくれるわけではありません。
学校によって異なりますが、多くはチューターと呼ばれる担当者がクラスごとについています。
そのクラスの相談を一手に引き受けている人で、最初に面談を行ってこれからどう勉強していくかなどを話します。
通う流れとしてはチューターとの話し合いがあるかもしれません。
入るときに学力試験を受けたり過去の模試の結果、受験の結果などがあるでしょう。
それに加えて自分が入学したい大学や学部の希望などもあります。
それらを加味してどんな勉強をしていくかを考えます。
どれくらいがんばらないといけないとか、場合によっては志望校の変更を提案されたり、コースの変更を提案されたりすることもあるかもしれません。
まずは行く予備校を決める必要があります。
地元の学校もあれば寮のある学校を選択するときもあります。
学校が決まったらコースを決めます。
志望大学の志望学部に合わせると良いでしょう。
チューターと今後の学習内容を相談して勉強を進めていきます。