東京の予備校生のストレスあるあると解決法
地方に比べて人口が密集していて、当然、受験生の人数も多いのが東京です。通学や通勤ラッシュに代表されるように人の数が多いというのは、それだけで人の心にストレスをもたらします。予備校に通う受験生も決して例外ではありません。上手にストレス解消して受験生生活を実りあるものにしたいです。
目標と計画をしっかり立てる
まず、受験勉強をはじめるときに、漠然とした不安に襲われてそこから来るストレスを感じる予備校生もいるでしょう。まだ結果はもちろん、模擬試験も受けていないのにどうしてこのような不安定な状態になるのでしょうか。
これは、特に東京のように情報量が多く、インターネットだけではなく街中でリアルにそれらの情報源に接する機会が多い環境に起こりがちなことです。
受験制度の変更に関する報道や、書店の書籍売場にならぶ「これをやらなければ受験を失敗する」というような本のタイトルや見出しなどを見聞きすることで不安な心が育てられるのです。このような場合は、受験当日までの計画をしっかりと見直し、目標とする学校の設定を確認しましょう。
自分が今、長い受験勉強の中のどこにいるのかをしっかり把握しどこへ向かっているのかがわかっていれば、自然と不安も消えていきます。受験勉強スタート時期以外でも、ストレスを感じたらこうした見直しが効果的です。
学習方法に不安を感じたときは講師に相談する
東京には大小さまざまな予備校が、駅前や商業施設を中心に多数運営されています。自分が通う予備校までの行き帰りに他校の前を通ったり、インターネットや雑誌などで他校の案内を見たりしたときに、ふとこのままの学習方法で良いのだろうかと心配になることがあるかもしれません。
特に、他校の合格実績やユニークな学習法がテレビなどで流れていると不安になり、ストレスにつながることもあります。このようなときは、すぐに講師に相談しましょう。そして、具体的に何に不安を感じているのかを明確にさせることが大事です。最も良くないのは、ストレスを感じているのに1人で考え込んでしまうことです。
心が不安定な状態が長引くと、徒らに時間を無駄にしてますます状態を悪くすることになります。講師と話をすれば、自分が行なっている学習方法のメリットが確かめられ、受験に必要な学習内容はどこの予備校の授業を受けても大差ないことが理解できるでしょう。
頑張りすぎないように体調管理をしっかりする
予備校の授業にはついて行けており、模擬試験の結果も悪くないのに、なぜか心が重く感じられストレスがたまっていくことがあります。講師に学習方法をチェックしてもらっても問題が見当たらず、友人たちに相談してもこれといった問題点が見つからない場合、そのストレスの原因は健康状態にある可能性があります。
仕事や家事同様、受験勉強も良い結果を出すためには、やはり体の健康が重要です。勉強の合間に意識的に休憩をとることはもちろん、適度な運動をすることも心がけましょう。特に東京のような場合は交通機関が発達しているため、日々の移動で歩く時間が少なくなっています。
ハードな運動は無理だとしても、ひとつ前の駅で降りて歩いてみる、バスを使わずに徒歩で移動してみるといったことをするだけでも心身のリフレッシュになるでしょう。運動と共に気をつけたいのが食生活です。栄養不足で体調を壊していては、それこそ時間の無駄になるので日頃からきちんと食べる習慣を身につけたいものです。
ストレスというのは目に見えないので、無理をしていつの間にか体を壊す原因になったりします。日々の学習方法を見直すのと同様に、心のケアも忘れずにすることが大切です。受験までの道のりは長いので、ゆとりをもった計画を立てることが重要です。