予備校を夏期講習だけ通うことは可能?
大学受験をするとき、既に高校を卒業しているなら自分で勉強するのは大変です。
受験のための専門の学校があるので通うと良いでしょう。
1年コースを選ぶと1年間授業が受けられますが、夏休みには授業がないので注意が必要です。
通常の授業とは別に行われるので可能
高校を卒業するとき、大学に進学をするなら大学受験をして合格しなければいけません。推薦は秋ごろから始まり、一般は1月から3月にありますが、最終的に合格できなければもう1年頑張るか別の進路を取るかの選択になります。もう1年頑張るなら予備校に通った方がいいかもしれません。申し込みをするともちろん1年コースのみ用意されているので、そちらで翌年の合格を目指します。
では夏休みなどはどうなっているかですが、実は夏休みがあります。つまりは高校の1学期が終わるころに前期の講義が終了します。そして後期は9月ごろから始まるのでその間通常の授業はありません。夏休みの期間に夏期講習が設定されているので、本講義とは全く別に運営されていて、本講義を受けている人も夏休み中に授業を受けたいのであれば別途申し込みをしてその分の授業料を支払う必要があります。
一方で本講義を受けていない人ももちろん申し込みをすれば受けることができます。本講義を受けていない人しか受けられないわけではないので、受けたい人は申し込みをしましょう。
高校生が高校の授業の代わりに勉強できる
高校3年生の時、大学受験を目指すのであれば一生懸命勉強しなければいけません。と言っても高校の授業もあるので、昼間は高校に行って夕方から受験勉強などをするのでしょう。何とか1学期が終わってその後夏休みになりますが、夏休みは学校の授業がありません。自分で勉強できる人はいいですが、自宅でダラダラ過ごしてしまいそうと感じている人がいるでしょう。
その時は予備校で実施している夏期講習の利用を検討してみましょう。大学受験に失敗した人のみが利用する学校のイメージがありますが、現役の高校生も受けられるようになっています。優先順位などもないので、利用したい人は申し込みをしましょう。メリットとしては、学年が上の人と一緒に勉強ができるところでしょう。高校生同士だと甘い気持ちも出てきますが、受験に失敗をして後がない気持ちの人と一緒に勉強をすると、自分たちも後がないから頑張ろうとの気になれます。
その他万が一高校受験に失敗したとき、事前に受けておくと学校の様子がわかります。雰囲気がよさそうなら落ちた時に利用すると良いでしょう。
自宅生や他の予備校に通っている生徒が利用
高校を卒業してもう一年大学受験のために勉強するとき、自宅などで自分で勉強する人がいます。家庭の事情でお金が出せない人もいるでしょうし、ぎりぎりで落ちたような人は自分の頑張りで志望校合格がつかめるかもしれません。何とか夏までの前半戦は自分の力だけで勉強できたとします。
でも夏ごろから徐々に暑くなり、気持ちもだらだらした気分になりがちです。そこで予備校の夏期講習の利用を考えてみましょう。1年コースに通っていないと利用できないわけではなく、申し込めば誰でも利用ができます。夏だけ利用するのも良いですし、いいと感じれば後期から半年利用できるところもあります。
少し変わった利用方法として、別の学校で本講義を受け、夏だけ受けに来る人もいます。各学校には名物教師と言われる人がいて、夏だけに特別な講義をしてくれることがあります。自分の通っている学校より価値があると考えるなら、夏だけ別の所に行くのもありでしょう。ただ人気の講師の授業はすぐに埋まってしまうので、早めに申し込みをしないといけません。
1年コースでも夏休みや冬休みがあるので、その時期には講義がありません。その代り広く生徒を受け入れる特別な講座が設定されます。基本的には誰でも申し込めるので、本講義を受けていない高校生も申し込んで受けることができます。