予備校には様々な種類がある!
大学を目指すための予備校は全国にあり、その中から自分に合ったところを選ぶ必要があります。
間違って合わない予備校を選んでしまうと、目的の勉強ができなくなる可能性があります。
知らない予備校の中に、自分に合うところがあるかもしれませんから、慎重にリサーチしましょう。
色々な受験生に対応したコースを用意
大学は高校と違って普通科のようなコースがなく、学部や学科が細かく設定されます。
さらに大学受験では、国公立と私立とでは受験科目などが大きく異なるため、国公立を目指す人と私立のみを目指す人は勉強する科目が変わってきます。
予備校には様々な種類がありますが、色々な受験生に対応したコースが用意されている予備校が多いです。
国公立コースと私立コースがあり、それぞれに文系コースと理系コースがあります。
さらに、難易度によってより細かなコース分けがしてあり、難易度の高いコースでは特定の大学がコース名につけられています。
予備校に入学を希望するときは希望のコースに申し込みをしますが、人気のあるコースは定員オーバーになるときがあり、時には選抜試験なども行われます。
難易度の低いコースであればある程度の定員が用意されているので、選抜試験を受けなくても申し込めば誰でも入れるようになっています。
授業の提供スタイルがいろいろある
高校の授業は、一人の先生が教壇の前に立ち、多くの生徒に対して授業を行うスタイルが一般的です。
大学になると授業にもよりますが、大講義室などでは高校とは比べ物にならないくらいの規模で授業が行われます。
講師はマイクを使って授業を行ったりします。
予備校には様々な種類があり、授業の提供の仕方が異なります。
小規模なところや少人数制のところは、高校の授業に似たスタイルになります。
全国展開をしている大規模なところは、大学の講義室のような広い教室で授業が行われ、講師はマイクを使って講義を行います。
その他、個別指導や映像授業を中心にしているところもあります。
映像授業は東京などで撮影したものを全国の教室で視聴できるものと、東京などで行っている授業をライブで各地の教室で受けられるものなどがあります。
映像授業は一人で受けられるものもありますし、大勢で一つの大きな画面を見ながら受けるタイプもあります。
自分に合う授業スタイルを選ぶと良いでしょう。
特別な大学への受験に対応した学校
大学は大きく分けると国公立の文系理系、私立の文系理系の4つに分かれます。
さらに難易度によってコースわけなどがされます。
しかし大学によってはその方法では分類しきれない学校があります。
予備校には様々な種類がありますが、上述の方法では分類されない大学に対応したところもあります。
医歯薬学系は理系になりますが、理系の中でも特に難易度が高くなります。
そのため普通の理系の勉強では足りない場合もあります。
医歯薬学系専門の予備校もあるので、そちらを利用した方が合格しやすくなるでしょう。
それ以外に入学試験に特殊な科目が設定されている大学に対応した予備校もあります。
芸術系の学校だと実技試験があり、その配点も多くなります。
音楽大学や美術大学や体育大学向けの、実技試験に対応した予備校があります。
一般の予備校に比べると数が少なく、地方などにない場合は、都市部の学校に通う必要があります。
一般的なところは、国公立と私立、理系と文系のコースがそれぞれ設定されているところです。
その他授業の提供の仕方で違いがあり、少人数の教室の所や大教室のところ、映像授業の所もあります。
また芸術系や医歯薬系に対応した特殊な学校もあります。
まとめ
最後に今回紹介したない様についてまとめます。
【1】コース
予備校には受験生の目標に応じたいくつかのコースが用意されており、まず以下の2つのコースがある。
・国公立コース
・私立コース
この2コースからさらに以下のように分類されたコースがある。
・文系コース
・理系コース
難易度によってさらに細かいコース分けがあり、特定の大学名がコース名に付けられていることもある。
ただし希望すればどのコースにでも必ず入れるというわけではなく、定員オーバーになると、選抜試験の結果で決められることもあるため注意が必要です。
【2】授業スタイル
小規模・少人数制の予備校では1人の講師が教壇に立って授業を行う高校の授業と同じスタイルが多い。
それに対して大規模な予備校では、広い講義室のような教室で、講師がマイクを持って授業を行う大学と同じスタイルが多い。
その他にも個別指導形式の予備校や、遠隔地でも東京で行われている授業を受けることなどが出来る映像授業を行っている予備校もある。
【3】特別な大学・学部専門の予備校
医歯薬学系学部への受験対策を専門で行っている予備校や、音楽・美術・体育などの実技試験に対応した予備校もあり、志望がそれらに当てはまるのであれば専門の予備校を利用したほうが合格の可能性は高まる。
以上が今回紹介した内容のまとめです。
自分の目的に合った予備校を選んで合格を勝ち取りましょう!