予備校の活用法とは
大学受験で志望校への入学を目指すとき、学校や自己学習だけでは難しい場合があります。
予備校では、大学受験をサポートしてくれるサービスがあるので、うまく利用すると良いでしょう。
利用の仕方によって合否に影響することもあります。
高校で教えてもらえない範囲の勉強
公立の中学を卒業すると多くの人は高校に進学するでしょう。
高校卒業後の進路として大学進学を目指す人もいます。
大学にはそれぞれ難易度があり、難易度が高いところほど多くの勉強が必要になります。
ここで知っておきたいのは、それぞれの高校により受けられる授業が異なる点でしょう。
公立中学は全国的に大体同じ内容の授業が行われ、学力は個人の勉強量の差になります。
一方高校は高校それぞれに差があり、優秀な高校は高校で習う範囲の多くを終わらせてくれます。
一方レベルが低くなると高校の範囲の一部しか終わっていないときもあり、これだと大学の入試試験の範囲を勉強できません。
そこで予備校に通う選択肢を検討しましょう。
活用法としては高校で教えてもらえない範囲の勉強です。
大学に合格するためのカリキュラムが組まれているので、高校で勉強する範囲はある程度網羅された授業になります。
高校であまり勉強できなくても、追いつくことができるかもしれません。
テキストや問題集はノウハウがびっしり
学校では、それぞれの授業用にテキストや教科書などが用意されていて、それを元に授業が進められます。
学校のテキストには学ぶ内容が書かれていますがすべてが書かれているわけではありません。
ところどころは先生が教えてくれてやっと理解することができます。
ですから授業中にしっかり話を聞いたり、ノートを取ったりする必要があります。
そして、予備校の場合も、コースに合わせたテキストや問題集などが用意されます。
そしてそれらを元に授業が進められます。
高校のテキストとの違いは、大学入試に沿った内容になっていることでしょう。
過去の出題形式であったり出題範囲などが考慮されていて、大学入試で一定の点数が取れる工夫がされています。
問題集も同様で過去問などを中心に構成されていて、解いていくとどんどん実力が付くようになっています。
活用法としては、授業だけでなくテキストや問題集を使いこなすことでしょう。
市販の参考書や問題集もありますが、それらよりもよりノウハウが詰まっているので、まず用意された問題集などを完璧に解けるように勉強すると良いでしょう。
自習室でしっかり学んだことを定着
学校で勉強をするとき、授業で新しい内容などを聞くことができます。
授業中に先生の言うことが理解出来たらそれで理解した気分になるかもしれません。
本当に理解しているかですが、それは問題集などを解いてみないとわかりません。
理解しているつもりでも問題集を解こうとすると間違ったりわからなかったりするかもしれません。
その時はテキストを読み返したり、先生に質問をしたりしてきちんと理解ができるようにしないといけません。
大学受験では受験科目を勉強していくことになります。
国公立受験となると科目も多くなり、理解することも多くなるはずです。
授業だけで理解できればいいですが中々難しいですから、いかに自分で勉強する時間を作るかが重要になります。
予備校の活用法としては自習室を使いこなすことが挙げられるでしょう。
多くは校舎内に専用の教室などが用意され、そこで自由に勉強ができるようになっています。
その日の授業が終わったらすぐに帰るのではなく、自習室でその日の内容を復習します。
また過去の復習などもしっかり行って知識を定着させるようにしましょう。
高校は各学校で教える範囲が異なります。
高校の範囲をすべて習えるわけではないので、大学受験のために不足範囲を習う必要があります。
テキストや問題集は合格のためのノウハウが詰まっているので、しっかりやり切るようにしましょう。